Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
「何だ白猟屋…お前にだってあの剣士がいるだろう。」
「たしぎはただの部下だ!!お前らと一緒にすんじゃねェ…‼」
「あははっ…!ロー、スモーカーさん必死ですよ?」
「ふっ、バカな奴だな…」
「おいロー!!」
ボーっと2人のやり取りを見ていたら…
「なまえ‼こんな男のどこがいいんだ⁉」
「えぇぇ!?ちょっ、巻き込まないでくださいよ‼」
「白猟屋、言葉に気をつけろ。"こんな男"ってどういうことだ…」
「そのまんまの意味だ‼おれだったら絶対にお前にはついていかねェ…」
「はっ、そんなのこっちから願い下げだ…‼」
どうしよう…ローがかなり生き生きしてる。
「ローはかっこいいし優しいんですよー…」
聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟いてみた。
「「…!!」」
「え?な、なに?」
トロッコを引っ張る2人の目線が私に突き刺さる。ちょっと、1人でトロッコ引っ張らせる気ですか?
「ほらな?白猟屋…」
「チッ…おいロー、何赤くなってんだ。思春期のガキじゃあるめェし。」
「っるせェな…‼早くトロッコ引きやがれ!!」
かっこいいだけじゃなくて、赤くなる可愛いところもあるんです。