Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
なまえは何してる。
アイツらがついてれば問題は無いと思ったが…ガスが出てるなら問題大ありだ。
「あー!!!おい見ろ‼ほらゾロ達!!!煙に追われてるぞ!!!」
麦わら屋の声で再び画面に目を向けるとなまえがゾロ屋に抱えられていた。
足を手で固定している所をみると捻挫か。
前まではなまえが怪我するとシャチが抱えてたな。いや…そんな悠長なこと考えてる場合じゃない。
「こんな所でつまじくわけにゃいかねェんだ…‼作戦は変わらず____今度はしくじるな…‼反撃に出るぞ。」
「反撃するって⁉」
「ああ…さっさと片付けよう…‼…この中で誰か物を燃やせる奴は?いなきゃ別にいいが。」
一か八か、賭ける価値はありそうだ。
「火ならフランキーだ!ビームも出るぞ!そうだお前ビームでこの鎖焼いてくれよ‼」
ロボ屋が説明をしてるが燃やせるのならなんでもいい。
「向かって右下の軍艦を燃やせるか?」
「それはお安いご用だ兄ちゃん。」
威力はかなり。
これでいいだろう。
"ただの鎖"を解き、他の麦わら屋の仲間の鎖を斬る。
「さァ お前らを…どうしようか…少し知りすぎたな。お前らの運命はおれの心一つ…」
「どうするかはもう決めてあんだろさっさと…あァ⁉」
「え。」
指の動きにも気づかないとは…。
ゴチャゴチャ言ってる海軍の鎖も解き、白猟屋に"条件"を突きつける。
「おーいトラ男ー‼どうやって中入るんだ⁉」
「おい‼なんであいつ檻の外に⁉」
「網破って出た。網は海楼石じゃねェし…」
「勝手なマネを‼」
クソ…何でこう、この一味は自由なんだ…!
なまえを助けてもらってんだから文句は言えねェか…。