Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
「おーい‼お前らじゃんかー‼おれだよおれ〜〜‼あん時ゃありがとなー‼!」
茶ひげの背中、というか尻尾に仲間が乗っている。
「こんなトコで会えるとはおもわなかったよかった‼あん時ゃ本当にありがとう‼あれ?喋るくまは?」
「______よく生きてたもんだな麦わら屋。だがあの時の事を恩に感じる必要はねェ。あれは おれの気まぐれだ。」
ししし、と無邪気に笑いなかまらまたお礼をいうルフィさん。…さすがにもう様付はやめた。海賊なら敵同士だから。
そんなルフィさんも海軍に気づいたらしく帽子をかぶり直し少し表情が険しくなった。
「よくも‼!」
たしぎさんが懲りずにローにまた斬りかかる。
「!おいおい…よせ、そういうドロ臭ェのは…嫌いなんだ。」
そして、"シャンブルズ"。
「そうだおいトラ男‼ちょっと聞きてェんだけど‼」
「麦わら屋!なまえを連れて研究所の裏へ回れ…お前らの探し物ならそこにある。また後で会うだろう。…互いに取り返すべきものがある。なまえ、大丈夫だな?」
「はい。キャプテン。」
きっと、この行動が他の仲間のことや荒れた状況を打破する策になるだろう。
「ルフィさん!こっちです!」
「おおなまえ!ありがとな‼」
ローの命令通り研究所の裏に行き、他の仲間とも合流できた。
「久しぶりだなぁ。ハンコックがずっとお前のこと心配してたんだ‼元気そうでよかったよ‼」
「姉様は心配症ですからね。ルフィさんも変わってなくてよかったです。」
一通り状況を把握してからルフィさんと少し話をしたら全員話に食いついてきた。
「やっぱり海賊女帝の妹だったの⁉」
「通りで綺麗なわけだァ〜♡」
「すげェ…!」
「手配書通りの綺麗さね。」
「あの、パンツ見せてもらっても…」「やめなさいっ‼‼」
各々感想を述べ、ブルックさんはナミさんに吹っ飛ばされていった。
「…これから、どうします?」
「そうだな…」
結果、私はブルックさんサンジさんゾロさんと侍探しになった。
地形がわかっていた方が探しやすいから、とナミさんに可愛くお願いされたら断れません。
だけど…うるさい。
こんなんで大丈夫なのかな。
大丈夫じゃなかった…!
目の前には大男。姿はよく見えないが、この辺でこんなでかい2人組はあいつらしかいない。