Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
ブー‼ブー‼ブー‼
「ロー!」
「クソ…なまえ、一緒に来い。」
「はいっ!」
数週間時が過ぎ、予期せぬ事態が起こった。
研究所の裏のドアからしつこいブザーの音。
「おれ達の別荘に…何の用だ。白猟屋……」
「「「ぎゃああああ‼!」」」
外には海軍…?
"白猟のスモーカー"が居なければ、不良グループにしか見えない。
「トラファルガー・ロー‼‼"七武海"がなぜこんな所にィ〜〜‼!」
「"九蛇の桜"なまえも居るぞ‼初っ端から億越えの懸賞金をかけられた女だ‼」
「帰ろうぜスモーカーさんっ‼!コイツらとは関わり合いになりたくねェ‼!」
「"七武海"になる為に海賊の心臓を100個本部に届けた男だ‼!気味が悪ィ‼!」
不良みたいな人達が私たちを見ただけで騒いでる。
はっきり言ってかなりダサい。
スモーカーさんの隣にいる女の人は何も話さない。強いのかな。
「ここは政府関係者も全て立ち入り禁止の島だ…ロー。」
「じゃあ……‼お前らもだな。」
最もな解答ですがローさん…
堂々と言えることでしょうか…?
まぁ、そんなの海賊には関係ないんでしょうけど。
2人の会話は2年前のシャボンディの話に戻っている。
「つまらん問答はさせるな。研究所の中を見せろ。」
「…今はおれ達の別荘だ。……断る。お前らが捨てた島に海賊のおれがいて何が悪い。ここにいるのはおれ達2人だ。"麦わら"がここへ来たら首は狩っといてやる…話が済んだら帰れ。」
ローの言葉に海軍は黙り込む。
短い静寂を切り裂く知らない甲高い声。