Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第6章 パンクハザード
ハートの海賊団 in ゾウ
「キャプテン達、大丈夫かなァ…」
「大丈夫だろ。信じとけ。」
「そうだそうだ!船長にはなまえがついてる、なまえには船長がついてんだからな!」
「お前、たまにいい事いうよな。」
「うんうん。」
「本当に⁉なまえの事ならおれが1番いってェ‼脛はだめだペンギン‼」
その気になったシャチに蹴りをいれ、船の点検をする。
ゾウを目指し今に至るまでの時間は約1年半。
なまえが仲間になってから考えると既に2年が経っている。
変わった事はほとんど無く、船長から与えられた任務を遂行するだけ。
空き時間には専ら普段通り雑談や別れた2人の心配をしたりしている。
その中でも1番の話題がなまえの成長。
内容の多くは剣術もそうだが、容姿について、だ。
「綺麗になってんだろーなァ…」
「もう18だったけ?大人っぽくなってんだろ。」
「会いてェなー‼‼」
「変な男に捕まったりしねェよな…」
「バカ!そんなの船長の睨みで逃げるだろうよ!」
こんな感じで野郎共の妄想は広がるわけで…、現在も可愛い系なのか綺麗系なのかで話がそれながら議論中なのだ。
こんな奴らでもやることはしっかりこなすから文句は無い。
ただ、もう少し静かにやってほしい。
「ほら、もう夜中なんだ。静かに寝ろ。」
「「「はーい…」」」
そんなおれは綺麗系希望で。