• テキストサイズ

Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]

第6章 パンクハザード


「おかえりなさい。なまえ、鼻真っ赤だけど大丈夫?」
「ただいま!そんなに?大丈夫だよ。」

モネがなまえを抱きしめた。
女とはいえ、少し面白くない。

「ふふっ…もうすぐご飯できるからシャワー浴びてきなさい。」
「はーい!あ、今日もシチュー?」
「シチューでドリアにしてみたの。」
「楽しみにしてるねー!…ロー、シャワー浴びに行きましょう!」
「あ、あぁ…」


これは"一緒にシャワー"の誘いなのか?
…いや、そんなわけないか。
そんなおれを気にせずに手を繋いで部屋へ向かうなまえ。

「ロー、先入りますか?」
「後でいい。」
「了解でーす。」

服を準備してシャワー室に入るなまえを見届けてからベッドにダイブした。

「はぁ……」

何考えてんだおれは…
一緒にシャワー入るわけねェだろ…。
不安が無いと言っても、今まで以上の行為をしたい気持ちはある。
1年…1年我慢してきた。少しの進歩があっても…。
やめた。
おれの一方的な欲望でなまえを汚したくない。

「フッ……重症だ…」
自嘲的に笑い、体制をうつ伏せから仰向けに変えた。

「キャッ…!!」
「なまえ!?」

なまえの叫びが聞こえ、ベッドから飛び降りて浴室に向かう。

カーテンを開け、なまえの方に目をやると…

「ロー…っ、」

体にタオルを巻きしゃがみこんでいるなまえ。涙目でこちらを見るなまえは自然と上目遣いになり、湯で濡れた髪や体が色気を出している。

「…、っどうした?」
「ゴッ…ゴキブリ…が…」


どうしようコイツ。
おれの理性をぶっ壊す気か…?

気づいたら、キスをしていた。
唇に…
/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp