• テキストサイズ

Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]

第5章 ハート


「北の海出身"死の外科医"能力は「オペオペの実」医者なのね。この島には毒ガスに体をやられた元囚人達がたくさんいるけど治せる?」


眼鏡を下にずらしローを見るモネ。

「……さっき言ったようにおれは役に立つ何かをする。」
「そう。」

一通りモネとローが話し終えシーザーが話を続ける。

「お前がここに滞在する……その代わりに部下共に足をくれる……そりゃあありがてェよ…だが。お前はおれより強い!!!この島のボスはおれだぞ!!!ここに滞在したけりゃあお前の立場を弱くすべきた。」
「別に危害は与えねェ。どうすりゃ気が済む…」
「こうしようトラファルガー・ロー……!!おれの大切な秘書モネの「心臓」をお前に預かってほしい…いいな?モネ。」


なまえとローの顔が歪む。
しかし、対照的に顔色を変えずに答えるモネ。

「…ええ、いいわよ。」
「そのかわりに…!!!お前の「心臓」をおれによこせ!!!それで契約成立だっ!!!」

シーザーがローを指差し声を張り上げた。

「互いに首根っこ掴み合ってりゃあ、お前らは妙な気を起こせねェ。おれも安心だ……‼」

もちろん、ローに拒否権はない。
なまえが不安そうにみるがローは無言で頷いた。

「シュロロロロ…今すぐだ。」
「…わかってる。」

ローが立ち上がりモネの側に行く。

「"ROOM"……"メス"。」

2人が入れるドームを作り、能力で心臓を抜き出した。

「……これでいいんだろ?こっちがおれのだ。」
「シュロロロロ…いいだろう。モネ、2人に部屋を。」
「はい。ひとり一部屋でいいの?」
「そうだな。部屋は空いてる。」
「いや、おれ達は同じ部屋でいい。」
「…そう。わかったわ。」

ロー、なまえ、モネが部屋を出る。
廊下は広く、一つ一つの部屋も大きい。
モネが一つの部屋の前で止まった。
/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp