Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第5章 ハート
それからというのは…
暇な時、船長となまえが一緒に居ることが更に増えた。
シャチは「可愛い妹がいなくなったみたいな気分」と言って少し寂しそうで、そのシャチをみて船長は勝ち誇ったかのような顔をしてる…。子どもか!!
まぁそれでも、やるときはやる船長だから安心した。
敵船が来ても冷静に指示を出すし、なまえはなまえで自ら前線で戦ってる。
そんなんだからクルーは咎めたりしない。
寧ろ、微笑ましそうにみてる。
例によって、今日も船長となまえはベポの腹で日向ぼっこ中。
たまにクルーが見に行くけど、ずっと2人と1匹で寝てる。
なまえの仕事は今日無いし良い休息だ。
「おはよー。」
午後6時、2人と1匹がやっと起きてきた。
心なしか船長の隈が薄い気がする。
「もうすぐ夕食できるそうです。」
「あぁ。そうだ、夕食の後全員に今後の進路について話がある。」
「了解です。」
それからすぐに夕食。
この時だけ、シャチはなまえと隣だから好きなだけ話せる。
何喋ってるのかは周りの声に消されて聞こえないが、船長との事だろう。
そんな時間も終わり、船長の作戦が全員に知らされる。
この人は勝手に決めて行くが、互いに信頼ができるからこそ、おれ達は黙って従う。
「今回の作戦だが_____」