Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第5章 ハート
「明後日からおれとなまえとは別行動だ。」
「「「はい?」」」
船長の言葉にクルーが反応する。
なまえも知らなかったような反応だったが、重要な何かがあるのだろう。
「おれとなまえはパンクハザードへ、お前らには「ゾウ」に行ってもらう。」
「な…何で?キャプテン!」
ベポが船長に立ち上がって問う。
それを船長が手で制する。
「迷惑かけてすまないが、少し考えがあってな…。お前らに頼むのは、お前らにしかできない重要な任務だ。信頼してるお前らだから頼んでる。なまえも、今回の作戦で重要な役だ。できるな?」
「「「アイアイ船長〜〜♡」」」
やはりうちのクルーは船長には甘いし、あんな事言われてやらないわけがない。おれも含めて。
なまえも強く頷いた。
とりあえず、明日が最後の晩餐ということでコックは張り切ってるし、それをみた船長も満足気な顔をしていた。
何日、何ヶ月、何年かかるのかはわからないが、絶対に全員でまた集合することを約束に、今日の夜は解散した。