Dr.Heart Stealear [ONE PIECE]
第4章 上陸
「ベポごめんね、全部持ってもらっちゃって…」
「気にしないで!オレ、クマだから力はあるんだ!」
「ふふっならよかった。」
上陸した島でベポと服や本、雑貨などを買った。
普段ツナギだから中に着るものや下着、寝巻きくらいだったからそんなに荷物にはなっていないが本とかが重いかな…。
と思いながらも、ベポは楽しそうだから安心した。
それと同時刻。
「船長!酒場見つかりました!」
「そうか。」
「あの、なまえも連れていくんですよね?」
「当たり前だ。」
少しの沈黙が船長との間に流れた。
「いいんですか?」
「あぁ、オレに興味が無けりゃ平然と、興味があれば顔にでるだろ。」
「作戦の内ってことですか。」
「もちろん。」
ニヤッという笑顔付きの返答。
「相変わらずで…」
少しの皮肉を込めると鼻を鳴らして本に目線を戻した。
「オレ達もなまえの手伝い行って来ます。」
「……あぁ。」
あからさまに不機嫌な顔をする船長。
子どもか…!
心の中でツッコミながらシャチの元に戻る。
「どうだった?」
「作戦の内だとさ。」
「ははっ!やっぱりか。」
「船長だもんな。」
…なんか、シャチがニヤニヤしてる。
「シャチ、何ニヤニヤしてんだ?」
「え?いやぁ、さっきおもしろい事聞いちゃってさ!」
「何だ?」
「あの酒場の事なんだけど…」
「??」