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裏と表・黒と白【文豪ストレイドッグス】・【文スト】

第5章 5.三社鼎立


私は拠点に戻り、ボスに報告した後に奪い取った資料をみることにした

その資料は何かのプランのようだった

プランNo.…

もし人虎が捕まらなかった場合
………の凛花を捕まえ…………
ーーーー。

その資料はところどころぬけていた

これは…私の名前?
なるほど。
ギルドは私の秘密を知っているのかもしれない…
淳くんが捕まらなかった場合には私が捕まる
もし、そこで暴走してしまったら私を止められる人がいない
もしかして私の暴走を狙ってる?
そうなるとかなり厄介だ

私はその資料をとりあえず持っておくことにした

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから4日後…
まだ異能力戦は続いている

私と中也、黒蜥蜴や部下たちと外でギルド戦に備えているときだった

私はふと自分の腕をみた…

!?

Qのドグラ・マグラの異能ででる手形の痣ができていた

なんで?私はキュウに怪我1つさせてない!!

私はどうして痣ができたのかその答えをだしたかったが優先すべきは私を止める方法…
私がこの場で暴走して暴れまわったらポートマフィアは大変な事になる
普通の暴走レベルマックス状態なら中也は私の事を止められる。でも、暴走状態+ドグラ・マグラは中也でも止められるかわからない

どうしよう…
考えろ!考えろ

私が焦っていると、誰かにポン!と頭を叩かれた
私はハッ!となり顔をあげる…
そこには中也がいた

中也「凛花、手前何ぼーっとしてんだよ。任務中だろ?しっかりしろよ。手前らしくねぇーな」
と、言われた

中也に声をかけられて冷静になった頭でもう一度考る
するとさっきはでてこなかった答えが唐突にでた

そうか…
答えは最初から1つだったんだ
私はポートマフィアの為に生き、ポートマフィアの為に死ぬ…
だったら…

「中也…」

中也「あぁ?なんだよ」

私は服の袖をまくり、手形の痣をみせる

中也「!?」
中也は目を見開いて驚く

「中也…ごめんね」
私はニッと笑い、懐から取り出したナイフの先を自分の首に向けた…

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