ここはシリーズif短編【HUNTER×HUNTER】
第6章 DNH企画 私とターゲット
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火災事件から一週間後某都市の会議室
部屋に顔を揃えたのは裏社会でその名を知らぬ物はいないクモのメンバー
クロロ=ルシルフル
フェイタン=ポートオ
シャルナーク=リュウセイ
そして
イルミ=ゾルディック
「はい、依頼完了金ね。」
アタッシュケースに揃えられた札束
「オレ達の提示した金額より多いけど?」
「君達には沙夜子の身辺整理を頼んだし、気持ち程度に上乗せした。」
特長的な長髪をかき上げた男は背中を向けて歩き出す
男はクモを通して自らの殺害依頼を彼女に頼んだ後に暗殺業から足を洗わせ現在は秘書として雇った
更に身辺整理として彼女の自宅を全焼させ暗殺業の品諸とも全ての物を取り上げ自宅に住まわせている
その全ての真実を知るのはクモのメンバーと男本人のみである
「その分だと順調って感じ?」
金髪の男が問えばチラリと肩越しに振り返った男は不適な笑みを残すと部屋から出て行った
「………しかし………天下のゾルディック家の御曹司があんな小娘にご執心とはな……」
「………何が御曹司か、裏の人間つかて女を堕とした悪魔よ」
「お帰りなさい!イルミさん!」
「ただいま。今日は外食にする、何が食べたい?」
「あのイタリアン!」
「沙夜子って同じ物ばかり食べたがるよね。別に良いけど。」
身も心も私の全てが美しい悪魔に溺れる
おわり