第6章 最高級の苺
右京「テストはどうでしたか?」
『あ…えっと…実はあまりいい点数取れなくて…えへへ…それじゃあおやすみなさい』
私は頭を下げてその場を離れる
絵麻「…?」
右京「そう言えば明日はゴミ出しの日でしたね。ゴミを…おや?」
そこにはクシャクシャに丸められた成績表が捨てられていた
名前がチラリと見えと書かれていた
右京「これは…」
それは全て満点と書かれていた
右京「絵麻さん。さんはいつも成績表は…その、お父様に見せてましたか?」
絵麻「え…?そう言えば見せてない時の方が多いですね」
嘘を吐いて、自分の努力さえ蔑ろにしてるに全員が"?"を浮かべる