• テキストサイズ

好きになってはいけない相手

第13章 2度目の初めまして


『それで…それでね…麟太郎さんの家に引き取られたの…』

昔の話をしているのに、まるで今起こった言い方だ

『はい、どうぞ』

全員に暖かい紅茶を入れたはカップの縁をなぞる

『…あの時思ったの…大きくなったら出ていこう。それまでは絵麻さんを支えようって』

絵麻はの支え無しでも生きていける
それはとてもいい事だ

『だからもう終わったの』

ニッコリと微笑むは強がりでも何でもなくて
引き止める口実すら見つからない

侑介「じゃあオメーを誰が支えんだよ!」

侑介の言葉にふわりと微笑む
/ 490ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp