第13章 2度目の初めまして
日記を閉じた2人はチラリとを見るが、はニコニコと笑っているだけ
祈織「この日記帳、雅臣兄さん達に見せていい?」
『なんで?』
琉生「ちゃんの今後の為…かな…?」
『うん、いいよ』
ハイっと鍵と日記帳を渡された祈織と琉生
あちこちに巻かれた包帯は痛々しく、血がまだ流れている
『ふわぁぁぁ…』
ウトウトし始めた
だが中々眠れないのか寝返りばかり打っている
祈織「琉生兄さん…僕たちもそろそろ行こうか」
琉生「うん、ちゃんまたね」
『うん』
琉生はジュリを、祈織は日記帳と鍵を大事に抱えて帰っていった