第13章 2度目の初めまして
祈織「ちゃん約束の物持ってきたよ」
『約束…?』
祈織くんが持ってきた物は鍵のかかった日記帳
『なぁにこれ?』
祈織「昨日頼まれたんだよ。ちゃんに」
『?』
キョトンとしたまま開けようともせずに見つめるだけ
琉生「鍵は…ある?」
『かぎ?』
ジュリ「ルイ、の首に着いているのがその日記帳の鍵だ」
いつもペンダントみたいにぶら下がっているが、危ないという理由の為に今はベッドサイドに閉まってある
琉生「開けても…いい?」
『うん、いいよ』
ベッドサイドから鍵を取り出すとカチリと開く