第13章 2度目の初めまして
ジュリ「おい、!」
『っ…あっあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!』
ガシャンっと点滴が倒れる
琉生「ちゃん!」
『私…私は…っ日向 …違う!違う…!朝日奈!違う!…っ』
脳が様々な情報を処理してるようでパニックを起こしてる
祈織「ちゃん!?」
『私は…っ誰…?』
フッと意識が飛んだちゃん
僕も分かる…自分が誰か分からない時
けどちゃんはいつもいつも張り詰めた緊張の中生きてきて、ちぃちゃんに家族が出来てその糸が切れちゃった
ジュリ「……。大丈夫だ…お前を傷付ける者は私が排除するから」
ジュリさんはそう言うとちゃんの涙を小さい手で拭う