• テキストサイズ

好きになってはいけない相手

第12章 真実


祈織「あっ、琉生兄さんあそこに」

琉生「ちゃん居た…」

膝を抱え土管の中にいるは寂しそうで、儚げで、迷子の子供のようだった

琉生「ちゃん…」

琉生が近付くとはビクリと肩を揺らし、何かを言おうとするが黙り込んでしまった

静寂の中の声

祈織「ねぇちゃん…僕とちゃんが“似てる”って意味分かったよ」

『───っ』

ヒュッと息を飲む音すら大きく聞こえるほど、静か過ぎる
その目は揺れ動き、キッと2人を睨みつける

『………くせに……っ!』

ギリッと拳を握るの目は怒っていた
/ 490ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp