第12章 真実
絵麻「は…?」
誰も見てないと言っていた
じゃあ何処に…?
絵麻「電話なら!」
《おかけになった電話番号はおでになりません》
そう言うアナウンスが流れる
出ない…?なんで?
混乱する私の頭を琉生さんが撫でてくれる
琉生「ちぃちゃん大丈夫。落ち着いて。ちゃんが行きそうな場所をみんなで探そう?」
そう言われて気づいた
私はが行きそうな場所知らないことを
絵麻「分かり…ません…」
いつもいつも私が行く場所に仕方ないなと笑って着いてきてくれていた
けれど──…
が行きそうな場所は知らない