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好きになってはいけない相手

第11章 文化祭


『ふふ、良かったですにゃ』

猫の手にしてあざとく笑う

光「あれは…」

棗「営業スマイルだな」

ふとは光と棗を見て、シーッとする
それは内緒と言いたげな笑顔だった

『あっそうそう弥君』

弥「なぁに?」

『どっちの手がいい?』

ふと差し出す両手はどっちもグーの形になっている

弥「んー……じゃあこっち!」

『はい、いちご飴おめでとう』

パッと開いた手には飴玉が乗っている

弥「こっちの手は?」

『ハズレだよ』

ほらっと手を開かせて見せると何も入ってない
軽い手品だ
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