第11章 文化祭

『ふぅ…』

は何となく疲れが見え隠れするが、絵麻の前やクラスメイトの前では普通だ
侑介さえ気付かない

『…っ』

グラつく頭は風邪の前兆の為、こっそり持参していた薬を昼休みに飲む

『これで…大丈夫』

絵麻「何飲んだの？」

『えっ…あっサプリ！』

絵麻「あー！時々飲んでるやつ？」

はそうそうと笑う

真秀子「どんな効果があるの？」

は困ったように笑う

『秘密です』

絵麻「私にも絶対教えてくれないもんね」

『ごめんごめん』

クスッと笑うはポーチに解熱剤を仕舞う