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好きになってはいけない相手

第10章 家族旅行


正臣「天使の話ってちゃんが考えたの?」

『天使の話…?』

ん?と小首を傾げるは考えてから、ふと思い出したように頷いた

『あれはお姉ちゃんが好きな文庫です…なんて…』

ふふっと軽く笑うちゃん

『お父さんがいない時に泣いてばかりのお姉ちゃんをどうにかしようと思って、試行錯誤して作ったんです』

子供っぽいですよねと笑うちゃん

正臣「天使はそれからどうするの?」

僕がそう聞くとちゃんは微笑む

『…そこ突っ込まれると…弱いです…』

けど幼い子が必死に書いたと思うと微笑ましくなる
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