第10章 家族旅行
『行きたいのは山々なんだけど…まだ勉強したいんだ。ごめんね?』
風斗「そっか…姉が謝る必要無いよ。僕が勉強で困ったら教えてね?」
その言葉にもちろんと微笑む
風斗「そろそろ僕は行ってくるよ。祈織、姉に手ぇ出したらぶっ飛ばすから!」
そう言うと行ってしまった風斗
『暑いから水分補給して気を付けてね!行ってらっしゃいませ』
相変わらず丁寧な口調で祈織は笑ってしまう
祈織「ふふっ。ちゃんはいつも丁寧だね」
『うっ…すみません…右京さんからも直してくださいって言われてるんですけど…』
苦笑いをしている