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好きになってはいけない相手

第10章 家族旅行


琉生「ちゃんの髪…潮風や海でパサパサになっちゃうのは嫌だから…シャンプーとトリートメント教える」

『ぷっ…ふふ、』

琉生「…?どうしたの?」

『ふふふ…琉生さんは私よりも私の髪の毛を気にしてくれてますね』

琉生「とても好きだから…ちゃんの髪」

ふわりと香る甘く優しい香りは琉生が教えたシャンプーとトリートメントだ

『…けど私のシャンプーやトリートメントよりもお姉ちゃんの買い物が先なので』

すみませんと謝るに琉生はの頭を撫でる

琉生「じゃあそれが終わったら…約束」

『…はい』

幼い子のように指切りを交わす2人
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