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好きになってはいけない相手
第9章 昴の誕生日
ドアの鍵を閉めて外へ出ると沈んだ顔をした椿と梓がいた
『椿さんに梓さん?どうしました?』
椿「さっきの話なんだけど」
昴が大声で迷惑と言った話だとすぐに勘づいた
『大丈夫ですよ』
軽く微笑みながら言う
『昴さん今眠ってて、私のベッドにいます。あっ!祈織さんも一緒ですから安心して下さい』
梓「待っ…!」
はそう言うとエレベーターで1階に降りてしまった
梓の制止の声も振り払って
1階で外に出たはマンションを走って後にする
伝うのは汗か涙か
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