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好きになってはいけない相手
第2章 新しい家族
絵麻「あれ?は?」
梓「疲れて寝ちゃってたから起こすのやめたんだ」
絵麻「そうなんですか?」
僕は絵麻に聞いてみたいと思った
梓「ねぇ…あのさ…って熱出した事ないの?」
絵麻「え?ないですよ?」
本当に絵麻は知らないんだ
きっと何度も熱を出してたはずなのに
絵麻「?」
梓「ううん、ちょっと気になっただけだから」
絵麻「でも私が熱を出すとすぐに気付いてくれて…ずっとそばに居てくれるんです」
自慢の妹ですと笑う絵麻に少し腹が立つ
妹の異変にはなんで気付かないのかと
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