第11章 自由研究○
奥から溢れる快感が脳髄を沸騰させ、弄ばれる陰唇から後孔へ白く泡立った愛液がはしたなく伝う。
バカまっしぐらの脳みそが警鐘を鳴らすほど、危機迫った状況だった。
気持ち良すぎて。
「んー、わかった。」
卑猥な水音を不満げに奏で、最後の土産にと蜜口を擦って出て行ったバイブを美貴ちゃんが私に差し出す。
「見て見て、びちょびちょだよ!」
「うわ…」
元気に暴れるバイブを受け取り、スイッチを切った私の手に伝う自分の蜜。
体に残った火照りはまだ消えず、膣は空っぽになった虚しさから切なく収縮する。
まるで新たな刺激を求めるように、ヒクヒクと…
「そうだ、私いいこと思いついてたの!」
(思い“ついてた”…?)
美貴ちゃんは自身のカバンから小さな小袋を取り出し、M字に開かれた私の脚の間に体を滑り込ませた。
じゃらじゃらと音がする小袋の中身が気になっている私を差し置いて、美貴ちゃんは楽しそうに鼻歌交じりで秘裂に手を伸ばす。
「トロトロなのが溢れてる…」
小さな指でクイっと蜜口を広げ、奥から零れた蜜を見ながら美貴ちゃんが言う。
「ん…ちょっと、今から何するの?」
「あのね、卵産んで!」
「へ?」