真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
近藤「おぉ、名無し!遅かったじゃないかぁ!」
わぁ、お酒臭い。皆もうかなり酔ってるな…
舞台の上では隊士達がふざけていたりと、皆ハメを外して飲んでいる。
明日大丈夫かな?
あれ、総悟がいない。腕気になってるのに。
名無し「土方さん、総悟どこ行ったんですか?」
土方「あぁん?あぁ、アイツなら酔い覚ましに外出るって言ってたぞ。海にでも行ったんじゃねぇか?」
土方さんもかなり酔ってるな。
名無し「私、総悟の様子見てきますね」
土方「おぅ」
宴会場を出て海に向かう。
ザザァ―――――――――
夜の海ってやっぱり綺麗だな…
ビーチチェアに人影を見つける。
名無し「酔い覚めた?」
総悟「名無しですかィ。これが覚めねぇんでさァ…」
確かに総悟の頬は赤く染まっていた。
名無し「総悟、未成年でしょ」
総悟「18も20も変わりやせん」
名無し「警察がこれでどーすんのよ」
総悟「てか、何しに来たんですかィ?」
名無し「腕見せてもらおうと思って」
総悟「あぁ、昼間の。だから大丈夫でさァ」
総悟の右腕を握ってみる。
総悟「った!!何するんでィ!」
やっぱり…
名無し「あんな音して平気なわけないでしょ」
持ってきておいた湿布を総悟の右腕に貼って包帯を巻く。
名無し「ありがと、総悟がかばってくれてなきゃ頭打ち付けてた」
総悟「……………」