真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
日が落ちるまで遊んで旅館に戻る。
近藤「風呂に入ったら宴会場に集合だ」
そこからは各自で行動になる。
近藤さんによるとこの旅館の温泉は屯所の大浴場よりも広いらしい。
屯所の大浴場でもかなり広いのにそれ以上となると楽しみ!
名無し「これで全部だね」
用意して温泉に向かう。
引き戸を開けると湯気と共に温泉のいい香りがする。
名無し「広っ!!」
確かに屯所の大浴場の何倍も広い。
それに時間が早かったのか人は誰もいない。
貸切だぁ~なんて考えながら体を流す。
体を洗い終え露天風呂に向かう。
屯所には露天風呂はないもんね。
外に通じる扉を開けると夏なのに涼しい風が流れていた。
名無し「気持ち〜」
隣は男湯のため、隊士達の騒ぐ声が聞こえる。
土方「テメェらバシャバシャすんじゃねぇ!こっちにかかってんだろ!!」
近藤「トシもやるか?」
土方「あんたまでやってどーすんだ!!」
仲良いなぁ。ちょっと寂しかったりする。
ゆったりお湯に浸かりながら空を仰ぐ。
現代と違って星が綺麗に見えるな…
名無し「……!!」
私、今まで現代の事考えてなかった!
最近忙しかったから?
右腕のブレスレットが目に止まる。
違う……考えてなかったんじゃない…
あの日は祭りで…このブレスレットは誰から…
間違いない。徐々に現代の記憶が無くなり始めてる。
私は何でこの世界に…
突然頭が痛くなる。
そこで意識が無くなった。