真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第11章 真選組の夏
名無し「プハァ!!」
あっぶない!お湯に浸かったまま寝ちゃってた!
ガタン――――――
えっ。物音?
ガタタ――――――
さっきの映画のワンシーンが蘇る。
嘘でしょ……
もう声も出ずに涙が溢れてくる。
怖いっ……
ガラガラ――――――
総悟「名無し…?」
名無し「そ、…ご…?」
腰にバスタオルを巻いた総悟が立っていた。
総悟「何で泣いてるんでィ」
珍しく総悟が動揺してる。
私は慌てて涙を拭った。
あれ…ちょっと待った!
今、私達がいるのは大浴場。
冷静になってようやく気づく。
名無し「!!//////」
ものすごい早さで顔が赤くなる。
すぐに後ろを向いた。
名無し「ご、ごめん!もう誰も入らないと思ったから」
チャプン―――――――――
今のって……総悟がお湯に浸かったの!?
名無し「待って!すぐに上がるから!///」
ぎゅぅ―――――――――
名無し「総悟!?///」