真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第3章 歌舞伎町
名無し「ん…」
私は地面に倒れていた。
まだ意識がもうろうとしてる…頭痛いなぁ
??「あれぇ〜お嬢ちゃん1人で何してるのかなぁ?」
ん?声のする方を見ると明らかに悪いことしてます!って感じの5人のおじさん達が私を見下ろしている。
おじさん1「案外可愛い顔してんじゃん」
おじさん2「おぉ〜ちょっと可愛がってやるか」
ヤバイよね、完全に絡まれてるよこれ…
名無し「あの、急いでるので失礼しまーす…」
おじさん3「つれねぇなぁ。そんな事言うなよ」
突然腕を掴まれる。
名無し「ちょっと!!」
おじさん4「大人しくしてたら悪いようにはしねぇよ」
ピンチ!かなりピンチ!何で来て早々こんな事に…
ここは路地裏らしく、人がいないし暗い。
これじゃ助けも呼べないし…
名無し「あっ…」
足元に細い鉄の棒が転がっている。
もうどうにでもなれ!
私は掴まれてない方の手で鉄の棒を拾い上げると、
思いきりおじさんに向けて振りかぶった。
ゴッ―――
鈍い音と共におじさんが倒れる。