真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第9章 鬼兵隊
名無し「ふぁ…っ、頭痛いなぁ」
目を開けると目の前に大きな目が二つ。
名無し「うっわ、びっくりした!誰…?」
また子「先輩、ビビってるんでやめてあげて下さい」
武市「これは失礼した。私は武市変平太。私はあなたの見方ですからね」
何この人…危ないよ。特に目が…
また子「このロリコンが…」
武市「ロリコンじゃありません。フェミニストです。…ただの子供好きの」
また子「それがロリコンって言うんだよ!」
名無し「あれ?また子?」
見たことあるなと思ったらこの間倒れていたまた子だった。
また子「この前はなんて言うか…あ、ありがとうッス…」
名無し「どういたしまして!もう怪我は大丈夫なの?」
また子「もう大丈夫ッス。それより晋助様が呼んでるッス。着いてきてください」
そうだった。私高杉に!会ったら今度こそ捕まえてやる!って言いたいところだけど、油断しないようにしないと。
また子に連れられて奥の部屋に案内される。
また子「晋助様。連れてきたッス」
高杉「入れ」
私は広い和室に入った。
高杉は書院甲板に座って三味線を弾いていた。
高杉の奥には月が浮かんでいて、まるで絵みたい。
綺麗………って何見とれてんだ私!相手は敵。しっかりしなきゃ。
高杉「まぁ、肩の力を抜きなァ。何もしねーよ」
体が固まってる。私、怖いんだ…。