真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第34章 もう一度…もう一度だけ…【最終章】
それから日が落ちてきて縁日が人で賑わい始めた。
一日待って人がだんだんと減ってきて帰った。
それでも次の日も神社に向かった。
縁日が終わって人足も少なくなり神社は静かだった。
朝から晩まで待つ毎日が続いた。
そんな毎日の中で何度も総悟の夢を見た。
夢の中で総悟が「いつ帰ってくるんですかィ」と聞く度に私は「待ってて」と言う。
この繰り返しだけだけれど夢でも総悟に会えるのが嬉しかった。
それと同時に夢が覚めた時に余計に辛くなった。