真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第33章 2度目の夏
【総悟side】
すると不思議なことに切ったブレスレットは今までの色を失い灰色になって地面に落ちた。
色を失ったブレスレットから小さな光が溢れてきた。
それらは名無しの体内に吸い込まれるように入っていく。
総悟「これ…」
光が全て名無しの体に入ると突然目を開けられないほどの光が名無しの体から放たれた。
土方「何だこれっ!」
銀時「どういう事だよっ」
隊士達も我慢出来ずに目を塞いだ。
しばらくしてその光が収まるともう名無しの姿はどこにもなかった。
総悟「間に…合ったんですかィ…」
土方「みたいだな…」
総悟「よかった…ほんとよかったんでィ…」
再び溢れてきた涙を流さないように袖で拭った。
総悟「生きていてくれれば…それで…」