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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第32章 見回り≠デート


名無し「やっぱり見回りなんて言ってサボりたかっただけじゃん」

私達はいつもの団子屋で団子を頬張っている。

総悟「いいんでィ、美味しいですかィ?」

名無し「えっそりやぁ美味しいよ。ここの団子好きだしね!」

総悟は満足そうに笑って立ち上がった。

総悟「行きますぜ」

名無し「えっ、ちょっと待って!」

急いでお茶を飲み干して総悟を追いかけた。

名無し「ほんとどこ行くの〜」

しばらく歩くと小さなお店が見えた。

総悟はそのお店に入っていく。

中に入るときらきらした雑貨が沢山あって綺麗。

色々見て回っていると、突然首に冷たいものが当たった。

名無し「びっくりした、総悟どうしたの?」

後ろに総悟が立っているのに気づき振り向く。

総悟「やっぱこれですねィ」

私が首を傾けると総悟は鏡を指した。

鏡の前に立つと首にネックレスがかかっていた。

さっき一瞬冷たかったのはこれか!

よく見るとネックレスには月の形をしたペンダントトップが付いていて可愛い!

名無し「これっ!」

総悟「これ見た時名無しのことが浮かんだんで…その…あげまさァ」

珍しく照れてる総悟に私まで照れてしまう。

名無し「ありがとう、総悟!」

総悟は照れているのを隠すように店の外にでた。

レアな照れ総悟を見てちょっとからかいたくなった。

名無し「でもネックレスくれるなんて総悟らしいね、ネックレスって独占欲の象徴なんだって」

総悟「なら首輪の方が良かったですかねィ?」

名無し「私総悟に散歩されるの!?」

総悟「俺をからかうなんざ100年早いんでさァ」

考えてることあっさりバレた。

総悟「名無しの考えてることくらい手に取るようにわかりまさァ」

ちぇ〜さすがドS
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