真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第1章 縁日
私は女の子からたくさんの話を聞いた。
??「涙とまってないわよ」
名無し「だって、あんまりです…」
??「伝えたかった…
ごめんなさい、こんな話初めて会ったあなたに…」
名無し「ぐすっ…いえ、話聞くしか私には…」
??「そんな事ないわよ…これがさっき話したブレスレット」
名無し「あっ!」
ピンクゴールドのチェーンに赤いルビーが3つ同じ幅でぶら下がっている。
??「これね、どうやら『使う人』の願いをひとつだけ叶えてくれるみたいなのよ」
名無し「言ってましたね…」
??「私はもう使えないけどあなたなら…」
名無し「えっと、つまり私があなたの代わりに…」
??「…やってくださる?」
乗りかかった船だ。
名無し「わかりました。私が伝えてきます」
??「ほんとうに!?ありがとう、あなたに会えて良かったわ」
そう言って女の子は私の右手にブレスレットを付けた。
私は聞いたとおりに女の子が言っていた世界に行きたいと願う。
すると徐々に意識が遠くなる。
名無し「あっ、そう言えばあなたの名前…」
??「私の名前は………」