真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第29章 真選組の刀
銀時「うそだろ、オイ。まさかとは思ってたがマジでお前達付き合ってたのか?」
銀ちゃんがこれ以上ないくらい目を見開いて私達を交互に見る。
新八「嘘ですよね!?だって名無しちゃんがこんな顔だけの変態ごみくず野郎と付き合うはずが!」
わぉ。すごい言われよう!
総悟「心外ですねィ」
神楽「こんなのくそサドの思い込みネ!そうだろ、名無し!?」
えっと…どうしたらいいのかな?この状況…
名無し「えっと…つき、あってます…」
カチーン―――
明らかに空気の凍りつく音がしたんだけど!!
銀時「い、いつからお2人は…」
総悟「今朝からでさァ」
銀時「今朝っ!?」
サラッと言う総悟とは対象的に銀ちゃんは唖然としている。
神楽「こ、こんな奴のどこがいいアルか…」
総悟「あ、それは俺も聞きたいですねィ。
名無しも俺のこと"好き"って言ってやしたがどこに惚れたんでさァ?」
名無し「ちょっと!ほんと恥ずかしいからやめて!」
神楽「名無しがくそサドに好きって…」
神楽が意気消沈してるしっ!
総悟「どこですかィ?」
急に顔を近づけてくるものだから一気に体温は跳ね上がる。
名無し「も、もうそろそろ刀出来たんじゃないかなぁ!?
さ、早く取りに行こっ!!」
私はそそくさと万事屋を出た。
総悟「あ、おい。はぐらかさないでくだせぇ」