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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第25章 真選組の風邪


名無し「どうしたの総悟!?」

自分でも驚くくらい大きな声が出てしまった。

いやでもそうなるって!

だって屯所に帰ってきた総悟の全身がびしょ濡れなんだよ!?

そりゃあびっくりするでしょ!!

雨も降ってなければ、水遊びをするような季節でもないし。

総悟「ほんとびしょ濡れでィ。着替えてきまさァ」

総悟は上着を絞りながら歩いて行った。

その直後に屯所に入ってきた土方さんに駆け寄った。

名無し「土方さん!総悟なんであんなびしょ濡れに!?」

土方「総悟、さっき川で溺れてた子供を助けに行ったんだよ」

名無し「えっ!?」

助けたって…じゃあこの寒い中水に入ったって事?

土方さんに軽く会釈をして急いで総悟の部屋に行く。

名無し「総悟!」

勢いよく障子を開けるとそこには体をぐったりと壁に預ける総悟の姿があった。

総悟の傍に寄って額に手を当てると案の定ものすごい熱さだった。

こんな寒い中水に入って風邪引かないわけないよ…。
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