真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第15章 真選組の秋祭り
名無し「総悟どこ行ったんだろ…」
もう10分くらい探し続けているが一向に総悟の姿は見えない。
ここの神社は歌舞伎町の中で一番大きいから1人で探しても見つからないか…
一旦戻って誰かに手伝ってもらおうっと。
くるっと来た道を引き返そうとした時だった。
グイッ―――――――――
名無し「きゃっ!!」
突然木の影から伸びてきた腕に掴まれて引き込まれる。
転ぶと思ったがもう一方の腕が伸びてきて私の体を支えた。
名無し「びっくりしたぁぁぁ!誰っ!?」
「久しぶりだなァ…」
紅葉がはらはらと落ちる隙間に見えたその表情は妖しい笑を浮かべている。