真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】
第13章 真選組の慰安旅行
夕方――――――
2泊3日の慰安旅行を終えて屯所に帰宅。
名無し「疲れたぁ」
自分の部屋に戻り荷物を置いた。
畳に寝転ぶ。
楽しかったけど色々あったな…
普段の仕事より疲れたよ…
スッ―――――――――
総悟「そんな無防備に寝転がってると襲いやすぜ」
名無し「総悟っ!だからいきなり入らないでっていつも…」
総悟「んっ」
突然総悟が何かを投げ渡してきた。
名無し「何、これ?」
渡されたのは小さな白い紙袋。
中に何か入ってる?
シャラっ―――――――――
袋を傾けて出てきたのは
名無し「これっ!」
昼間街で見ていた碧い髪留めだった。
名無し「どうしてこれをっ…ていないし」
さっきまであった総悟の姿はもう無かった。
すぐに隣の総悟の部屋に向かう。
名無し「どうしたの、この髪留め!」
障子を開けた先の総悟は半裸だった。
名無し「わっ、ごめんっ!着替えてると思わなかった!///」
総悟「いきなり入らないでっていつも言ってるでしょ〜」
見てないのに総悟の黒い笑みを感じとれた。
名無し「私そんな喋り方してないしっ!それよりこの髪留め!」
総悟「欲しそうにしてましたよねィ。俺からのプレゼントでさァ」
よく見てくれてるなぁ。
名無し「凄く嬉しい、ありがとう!大事にする!」
総悟「もう振り向いても大丈夫ですせ」
名無し「うん、これ時間無くて買えなかった…って何してんのよ!///」
振り向いたら総悟はまだ半裸だった。
総悟「振り向いても大丈夫とは言いやしたが服を着たとは言ってませんぜ」
もぉぉぉぉ!!どこまでもムカつく!!
名無し「総悟はさ、私の事………………いや何でもないや」
『総悟はさ、私の事どう思ってるの?』
聞きかけてやめた。
いややめたと言うよりそれ以上言葉が出なかった。