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真選組に入った現代少女はとりあえず刀握りしめて戦うか【銀魂】

第13章 真選組の慰安旅行


【総悟side】

近藤さんはダウンしてるし、名無しはザキとミントン始めたし。

暇でさァ。

土方「近藤さん生きてんのか?」

総悟「大丈夫、ちょっと吐いただけでさァ」

やっと帰ってきやしたか。

この感じだとあれからずっと煙草吸ってやしたね。

もっと肺が悪くなれば良いんでさァ。

土方「ザキと合流したのか」

総悟「いや、勝手に名無しとミントン始めただけでさァ」

土方「ふーん……」

総悟「……………土方さん」

土方「ん?」

総悟「名無しの事好きなんですかィ?」

土方「はっ!?」

総悟「その様子だと図星ですねィ」

土方「んなわけねぇだろ!?あんな、ガキを…」

総悟「姉上の事があしかせになってるなら早く切り替えてくだせぇ。姉上もそんな事望んじゃいやせんぜ」

土方「足かせなんかじゃねぇよ…」

総悟「もっと素直になったらどうですかィ?」

土方「お前こそどうなんだよ。名無しの事好きなんだろ?」

総悟「…………好きですぜ」

土方「以外と素直なんだな、お前」

総悟「俺は好きなやつを取られるのが嫌なだけでさァ」

土方「なら、こんな事聞かなくて良いだろ」

総悟「ムカついたんでィ。姉上の気持ちが土方さんを縛り付けてるなら姉上が可哀想で。

土方さんはもう前を向いて歩きなせぇ。じゃないと姉上が浮かばれねぇ」

土方「………もし、俺が名無しの事を好きだったらお前はどうするんだ?」

総悟「絶対にアンタだけには渡さねぇって宣戦布告しやす」

土方「ははっ、まぁ頑張れよ。俺もちょっと考えるからよ」

名無し「あれ、土方さんもうお腹大丈夫なんですか?」

土方「お腹?何の事だ?」

原田「買ってきたぞ!」

山崎「サンキュー!」

土方さん、今度こそは横からかっさらうような事させませんぜ。
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