第4章 「フラップ・フラップ」
本部都市は第26都市とのキッシングの為
移動形態へと移行致します__________
繰り返します、
本部都市は第26都市とのキッシングの為
移動形態へと移行致します__________
ゼロツーは1人でストレリチアを見つめていた。
ヒロはゼロツーに声を掛けようとしたが、ミツルの件を思い出してゼロツーに声を掛ける事が出来なかった
「ワームタイプの叫竜が一体、第13プランテーションの方に先行中
キッシング機動携帯とのエネルギーに反応したと思われます。」
ミツル君の体調を心配し、医療室に戻った私は警報をその場で
聞いた瞬間ミツル君は布団から起き上がった。
「くっ…、僕だって、僕……うぅっ」
「…ミツル君、まだ体は完全に完治してない。
でもそれでも本当にフランクスに乗るなら手を貸すよ?」
「ありがとうございます…ゼロさん。」
ミツル君を支えてフランクスに向かうと、イクノが治療室に入った
「……動ける?私も手伝うよ。」
「うん、ありがとうイクノ…」
「私は彼のパートナーだからね。」
イクノはイクノなりの優しさでミツル君を気にかけてる
この2人のコレクトは今回上手く行くと確信出来た。
「叫竜の分類を含め今の所、一体で確認出来ているが他にも潜んでいる可能性がある。了承せよ」
「「「了解」」」
「各機コレクト開始」
「(良かった、クロロフィッツもコレクト成功してる)」
フランクス4機が叫竜に向かった後、ヒロとゼロツーが遅れて現れた。
「敵はこの一体!」
「今の所はね、スーツに着替えたところでストレリチアは出さないわ。」
「僕、なーんにも言ってないけど」
2人はそんな会話をしていたが、
私は皆の戦闘プレイを見つめていた。
「ほら、やっぱり僕らも出た方がいいんじゃない?」
「それは出来ない。」
「ちぇっ、ケチ。
…ところでささっきの入港した飛行機誰が乗ってるの?」
ゼロツーがそうナナさんに聞いた時、
ドアから黒服の部隊がゼロツーに銃を向けていた。
「CODE02、一緒に来てもらう。」
さよなら、ゼロツー…____________