第4章 「フラップ・フラップ」
「ゼロツー、貴方には前征に戻ってもらいます。
_______________勿論1人でね」
「えっ、戻るってどういう…」
「急げ、フランクスが叫竜を引き付けてる間にここを出ていく。」
そう言った隊員の1人がゼロツーの肩に触れると、
ゼロツーは思いっきり弾き隊員は壁に衝突した
「ゼロツー…これって」
「……ダーリン、時間切れみたいだ
ダーリンとなら上手くいくかもしれないって思ったんだけどなぁ。
__________君と一緒になりたかった。
でも、ここでお別れだ…ばいばい2人とも」
ゼロツーは私とヒロに微笑みかけた後、
静かにその場から立ち去った。
「ヒロ、パパ達が決めた事よ。」
「…ゼロツーのパートナー殺しの噂は本当なんですか?」
「ゼロツーは、これからもパパ達の為に最前線で戦ってもらわなくちゃならない…特別にピスティルなの。
そしてそのパートナーとなる生命にもそれ層の負担が強いられる」
覚えておいて。あの子は貴方達、普通のコドモとは違う
人間じゃないって、事ですか?
端的に言うと、そう言う事ね。
ナナさんは、そうヒロに伝えた。
「(…ゼロツーは、普通のコドモと対して変わらない。
私達と同じ女の子だと思う)」
そう考えていた時、ヒロはゼロツーの元に走っていった。
「待ちなさい、ヒロ!!」
「………。」
ヒロは、元々あんな性格だから…
私が止めたところでヒロを止める事は出来ないのは
私自身も十分に分かっていた。
_____しばらくすると、
4機のフランクスの元にストレリチアが現れた。
「あの子達ったら、何考えて……」
「…2人とも(この実戦が終わった後にお叱りの刑になっちゃうな)」
でも、皆で協力して叫竜と戦ってる所を見て
何故か羨ましいなと思ってしまった__________