第2章 「繋がるということ」
2人の喧嘩を止めた後、ナナさんからの連絡で皆集まる事に___
「俺が実機で模擬試験ですか?」
「えぇ、そうよ。」
「第4機体ではパラサイトに際する選出する事を考えている」
ヒロは嬉しそうに、ゴローと会話をしていた。
「ではパートナーを…」
「僕がやるよ。だって、僕のダーリンなんだからさ」
「待ってください、パートナーはあたしにやらせて下さい。」
ゼロツーがそういった瞬間、イチゴは手を挙げて自分を推薦し始めた。
「彼女はあたし達の部隊ではありません。それに、ヒロだけの試験をするなら私がパートナーでもいい筈です。」
「それならイチゴである必要もないでしょう…第一、ゴローと言うパートナーでありながらヒロとも乗るなんて。」
「こーら、勝手に喋らないの。
ゼロツー…ストレリチアの使用の許可は本部からは出ていないの
だから今回はヒロとのテストはこの中の誰かを頼む事になる」
「なーんだ、つまんないの…
まぁいいよ。まだこの前の怪我が癒えてないからね
じゃあ、君に譲ってあげるよ。やってみるといいさ
__________ダーリンを宜しく。」
わざとらしく、ゼロツーはイチゴにそう呟いていた
「イチゴ…」
「じゃあイチゴ、任せるわね。」
「………はい。」
イチゴはヒロに対して極端な面を見せてしまうから、
私にとって心配でしかない。
「では、この中で相手を受けて出る者は?」
「はい!」
勢いよくゾロメが手を挙げた後、
ミクもイチゴを見た後渋々ゾロメの作戦に賛成して名乗り上げた。