第2章 「繋がるということ」
皆でイチゴとヒロが乗っているデルフィニウムと
ゾロメ君とミクが乗っているアルジェンティアの模擬戦の戦いを鑑賞していた。
「…ゴロー、この模擬戦どっちが勝つと思う?」
「俺は正直、ヒロ第13都市に勝ってほしいなと思ってる。
ゼロだってそうだろ?」
「ミク達には悪いと思うけど、……そうだね。」
そう会話をしていると、ヒロ達が乗っているデルフィニウムが作動し始めた。
「やったな、ヒロ!!」
「でも、問題はこれからよ。」
ナナさんがそう言うと、アルジェンティアの攻撃を避けたと思ったら調子の良かったデルフィニウムが動かなくなった。
「ちょっとタイム、三分待って!!」
「「はぁっ!?」」
イチゴがそう言った後、フランクスとの接続が切れた。
三分後………
「ねぇ、そろそろ三分経ったんじゃない?」
「だよなー、これ以上待つ限もねー…
悪ぃーけどやらせてもらうぜ。」
デルフィニウムが固まってる中、アルジェンティアがまた攻撃を仕掛け始めた。
「うぉぉとっと、何で急に…」
アルジェンティアの行動が止まった後、デルフィニウムの上に倒れ込んだ。
「イチゴ、状況を説明して。イチゴ?」
「ふぁーあ…」
「2人とも…中で何が起きてるの?」
ナナさんがイチゴに話しかけると、デルフィニウムが段々
起き上がりアルジェンティアを担ぎながら爆走し始めた。
「デルフィニウム!?」
「両機操縦停止、模擬戦は終了。」
こうして、ヒロの模擬戦は終了を迎えた__________