第2章 「繋がるということ」
一方、エレベーター内では__________
「勝手な行動をとられると困るわ。」
「ダーリンと食事してただけだよ。」
「パラサイト達との接触は控えて、
あの子達に貴方は刺激が強すぎる…」
「…この中は息が詰まるな。」
「…そうだね、ゼロツー」
オトナに関して知っている私とゼロツーは、
ヒロ達が過ごしている宿舎のミストルティンよりも残酷な世界だと知っている。
第13都市にて、モホロビチッチ級一体を確認
ストレリチアがこれを撃破しました___________
燃料の未地区率は54%まで低下、近隣停泊中
第26都市とのキッシングを求めています。
「許可する…」
「ストレリチアも第13都市に留まらせたとの報告が来ているな」
「またあの娘の気まぐれか、博士の甘やかしにも程があるぞ。」
「ただ、確かに今回のケース数値だけ見ると肉体的老化兆候の現れてない稀な例の様に見える」
「CODE016、例のコドモですよ?」
「有り得ない、原因も確かになっていない特殊検体との交わりは血を汚す…即刻回収するべきだ。」
「しかし、先の戦闘でもあの輝き…探ってみる価値はある。
様子を見よう____________ゼロと共にな。」
男子更衣室
「あの叫竜、お前もよく戦えたよな…どんな感じだったんだ?」
「その時の事は覚えてないんだ、でも感覚は残ってる」
「そうか…何にせよお前が残ってくれて俺は嬉しいよ。
ヒロって本番に強いタイプだから、先越されちまったな!」
「オラ、邪魔だよ!
俺はお前が俺達より先に乗ったなんて認めてねーからな
この泣き虫ヤローが!!」
ゾロメはまだヒロがあのストレリチアに乗ったとは
認めれない状況になっていた。