第1章 クリスマス(鰤市)
かはははは!と高笑いで勝った夜一と項垂れる白哉。
そんな白哉を見ながら恋次は呟いた。
「・・・・・あっちじゃここに来るためにすげぇ戦いに勝ち抜いてきたんだぜ?隊長・・・ちょっとかわいそうじゃねぇか?」
「あぁ?・・・しらねーよそんなこと。」
勝ち抜いたかどうだかしらねぇが俺達の邪魔しやがって・・・。
「おいおい・・・不機嫌なのはいつものことだが・・・聞いて驚け!あの総隊長もその戦いに参加したんだぜ!?」
「あのジィさんが!?」
あいつも琢磨狙ってやがんのかよ!!!
「そこが問題か?・・・まあ隊長各はみんな狙ってるってことじゃねぇか?(もちろん俺もだ)」
「あ?最後なんか聞き捨てならねぇこと聞いたんだが?」
「・・・・気のせいだろ(視線をはずす)」
「はい、ルキアこれ。」
「む?なんだこれは?」
「じゃーん!!!雪兎の置物だよんvペーパーウェイトっていって、書類とかが風とかに飛ばされないように・・・文鎮みたいにして置くものだよv」
「おおっ!!可愛いではないか!!!琢磨嬉しいぞ!!」
浦原商店にて散々騒いだ一行は、緊急の呼び出しに渋々尸魂界に帰ることになった白哉達に合わせて解散となった。
別れ際、一護はルキアから「頑張るのだぞ!男だったらドンといけ!」と、ありがたくない激励をもらった。