• テキストサイズ

企画夢

第1章 クリスマス(鰤市)


女の買い物ほどではないが、琢磨も買い物には時間をかけるほうだ。

できるだけ安くて良いものを!
それがモットーだから。

しかし今日はいつもと違うようだ。「どれが誰に合うか」で決めている。
そしてそれはかなりの速度で決まっていく。・・・もしや

「琢磨、お前前からプレゼントなんにするか決めてただろ?」
「ん?あはvわかった?」
キョトンとした後、なんとも言えない恥ずかしそうな顔で頬を染めた。

「だってさ、俺って買い物に時間かかるだろ?プレゼントなんだしさ、きっといつも異常に時間がかかる。もしかしたら1日じゃ決められないかもしれない。だからさ、前々からあたりはつけてたんだ。当日は買うだけにしたくて!・・・・せっかくの一護と買い物だし、プレゼントに悩んで終わりなんて・・・嫌だしさ・・・」

にっこりと笑う琢磨に、一護は真っ赤になった。
(だぁああああ!!だからなんでこいつはこんなに可愛いんだ!!!)

「じゃ、買って来るね!」
茹蛸ほどに赤面した一護は琢磨に悶え・・・「ん?」
とある商品に目がとまった・・・。



「おまたせ!」
「おう。半分寄越せ。」
でかい紙袋が4つ。琢磨の腕に重そうにぶらさがっていた。
「ん、ありがと。」


「んで?どこに集合なんだ?」
「俺の家。そろそろ皆集まってくるんじゃないかな?」
「じゃ、急ぐか」
「おー!」
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp