第4章 真選組生活 2日目
今夜も近藤の部屋に集まることになった男性陣。後ほど後のメンバーが来るのだが今は土方だけが近藤の部屋に来ている。
「トシー、今日のちゃんの様子どうだった?さっき一緒にメシ食ったんだろう。」
「ああ、見てたのか。特に何も無かったぜ。仕事は大変だったらしいが、やる気は充分みてーだ。」
「ならよかったけどな、ほんとはあんなに仕事任せるつもりはなかったんだけどな。」
「そりゃーそーなんだろうけど。あいつかなり遠慮しいだし、この方が気が楽なんじゃねーの?」
「それもそうか。」
「局長、副長、失礼しますね。」
「俺も失礼しまーす。」
「俺も失礼するz」
近藤の部屋合流した3人。しかし山崎の顔色は少し悪いようである。それもそのはず、少女の情報が全く掴めなかったからである。
斉藤は少女を今日一日様子を見ていたようだが、怪しいそぶりは見えなかったという。むしろ、少女の仕事ぶりに好意的に感じ取ったようだ。
少女の情報も集まらなければ、怪しいそぶりも全く見られない。年齢の割に少し大人びていたり礼儀がなっているだけである。
特に話すこともなくなった為、本日も大した進展も無くお開きとなった。