第2章 真選組の本拠地に着きました
ただ今、私の部屋?に私となぜか近藤さんと土方さんと沖田さんとモジャモジャヘアーの人がいます。いや、別に嫌がらせじゃ無いんだよ。うん。この人なんか口に布巻いてるし、なんかずっと私のこと見てるし。まあ、確かにさ、当たり前って言ったら当たり前だよ?でもさ、ちょっと遠慮してよね!
「あのー、どちらさまですか?」
「ジー」
「あのー。」
どうしろと!?この状況を!私に!どうしろと言うのですか!?失礼ですけど、私より目上ですよね!もう少し、気を使えとは言いませんけど!ていうか、なんか話してよ!怖いじゃ無いですか!?なんなんですか!?新手のイジメかなんかですか!?泣きますよ!?泣けばいいんですか!?
「終兄さん、困ってやすぜぃ。何かアクションを取ってあげてくだせぃ。」
沖田さんナイス!!本当にナイスフォローですよ!って、沖田さんよりも年上なの?この人?だったらもっとしっかりしてくださいよ!…お二方の年齢どちらも存じあげませんけど…
「斎藤終だ。よろしくZ」
…いや、なんでカンペ?え、この人もしかして話せないタイプの方でした?うそん。それだったらごめんなさい。…ん?あれ。別に私悪く無いか。うん、そうだよ。私別に文句は言っては無いし!そりゃ、心の中では悪態をついてしまいましたが。別に態度には微塵も出してないし!
「よろしくお願いします。」
「ちゃんって、良家そだちなのかいZ?」
え、えー、いきなりきくのー?ていうか、答えて大丈夫なの?私下手に話さない方がいいよね?
近藤さん…ニコニコするんじゃなくて助け船を出してくれませんかね?
「終兄さんにはオメーのこと言ってあるから。好きに話してもらってかまわねえぜい。」
「あ、なんだ。そうなんですね。はい。それなりに良家だったと思いますが。なぜです?」
沖田さん2度目のナイスフォロー!土方さんよりもよっぽど、仕事できるんじゃないですか?…こんなこと言ったら切腹させられるかもね。
「雰囲気だZ」
「はあ、そうですか。」
。え、これで終わり?なにこの時間。無駄でしかないよ。
「とりあえず、明日7時から朝ごはんだから6:50くらいにちゃんが俺の部屋に来てくれるかな?」
「は、はい。」